一昨年と昨年の
菊花賞馬、
タイトルホルダー(牡5、美浦・
栗田徹厩舎)と
アスクビクターモア(牡4、美浦・
田村康仁厩舎)が
日経賞(4歳上・GII・中山芝2500m)で激突する。
平成になって以降、複数の
菊花賞馬が同じレースで走ることは52回あった。そのうちワンツーを決めたのは、93年
天皇賞・春(1着
ライスシャワー、2着
メジロマックイーン)、96年
阪神大賞典(1着
ナリタブライアン、2着
マヤノトップガン)、16年
有馬記念(1着
サトノダイヤモンド、2着
キタサンブラック)の3回のみ。意外に少ないように思えるが、皆さんはどう感じるだろうか。
ちなみに52回のうちGIが45回で、GIIでは僅か7回しかない。最近では12年の
阪神大賞典。前年の3冠馬
オルフェーヴルが3角で逸走しながら、盛り返して2着。一方、4年前の
菊花賞の覇者
オウケンブルースリは8着だった。
今年の2頭は7年ぶり、GIIに限ればあの
阪神大賞典以来、27年ぶりとなる
菊花賞馬ワンツーとなるのか。注目の一戦となる。