2023年春のGIシリーズ、今週は芝中距離GI・大阪杯(GI・阪神・芝2000m)が行われます。

　注目したいのは、一筋縄ではいきそうもない混戦模様のメンバー構成。実績馬だけでなく、ここからさらに上を目指せる馬たちもズラリと揃いました。

　それでは、まずメンバーを確認していきましょう。

　昨年の3歳牝馬GI・二冠馬スターズオンアース(牝4・美浦・高柳瑞厩舎)。昨年は桜花賞とオークスを制覇。3冠目秋華賞こそ3着でしたが、能力の高さは疑うところなしで、今回も鞍上はC.ルメール騎手を予定しており人気は必至でしょう。

　対するは同じく牝馬のジェラルディーナ(牝5・栗東・斉藤崇厩舎)。昨年秋はオールカマーとエリザベス女王杯の芝2200m重賞を連勝。前走の有馬記念でも3着と、こちらもトップクラスの能力を持っています。

　さらに、昨年の大阪杯で2番人気ながらも逃げて5着と失速したジャックドール(牡5・栗東・藤岡厩舎)は昨年のリベンジを果たしたいところ。昨年の大阪杯4着、前走中山記念1着のヒシイグアス(牡7・美浦・堀厩舎)も有力な1頭です。

　ほかにも、前走の日経新春杯を勝利しているヴェルトライゼンデ(牡6・栗東・池江厩舎)、重賞で安定した走りをみせるダノンザキッド(牡5・栗東・安田隆厩舎)も侮れません。

　こんな難解な一戦でこそ、チェックしておきたいのが、netkeibaオリジナル『調子偏差値』。調子偏差値とは、出走馬の調子を偏差値化、ランキング順で表示できる予想ツールです。

　激走する可能性のある人気薄、危険な人気馬も数値で判定可能。さらに調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップするという、馬券戦略の強い味方です！

　それでは3月31日(金)に出た『大阪杯』の調子偏差値速報をお届けします。

　1番人気が予想されるスターズオンアースは、偏差値72での3位でした。近2走では偏差値75が続いていましたが、今回はやや下げています。それでもこの数値であれば大きな問題はないでしょう。

　2番人気が予想されるジャックドールは、偏差値75での2位。昨年の天皇賞(秋)の際と同値になっています。

　3番人気が予想されるヒシイグアスは、偏差値70での4位。前走の中山記念よりは、かなりアップしています。

　あなたの本命馬は、どんな偏差値なのか…。偏差値1位になっている馬も気になるところですね。

　なお、日曜日・中山11R・美浦S(3勝クラス・芝2000m)の調子偏差値は無料でご覧いただけます。この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょうか？

※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。