4月1日の中山5R・3歳未勝利戦(芝2000メートル=17頭立て)は
ルージュバックの2番子になる
フレーヴァード(牡、美浦・
大竹正博厩舎、父
モーリス)が豪快な末脚で差し切り、単勝1・5倍の圧倒的な1番人気の支持に応えた。
スタートで出遅れ、道中は後方からの追走。3、4角で中団まで追い上げると、直線は目の覚めるような末脚で先に抜け出した
ホウオウムサシをゴール前できっちりとらえた。
ルメール騎手は「まだ緩くて、スタートもそんなに動かなかったけど、だんだん加速して最後はすごい脚だった」と好評価。「今日はちょっと忙しい感じだったので、距離はもっとあっても良さそう」と今後の見通しを口にした。
母ルージュバックは2016年の
毎日王冠など重賞4勝。また叔父の
ポタジェは昨年の
大阪杯で勝利するなど、近親は活躍馬揃い。まだ粗削りながら今後の成長次第では、重賞戦線をにぎわしてくれそうだ。
スポーツ報知