4月15日(土)に中山競馬場で行われる
中山グランドジャンプ(4歳上、J・GI、障害4250m)。昨年の
中山大障害を制した
ニシノデイジーや障害OP3連勝中の
テーオーソクラテスなどJ・GIの舞台に相応しい好メンバーが揃った。
だが、
オジュウチョウサンの名前が無いのはやはり寂しい。昨年末で引退した障害界の絶対王者は、2016年の当競走でJ・GI初制覇を飾ると、20年には史上初となる
JRA同一重賞5連覇の大偉業を達成。21年は5着に敗れたが、同年末の
中山大障害で復活を果たし、22年には6度目の戴冠。11歳馬による
JRA重賞制覇と
JRA同一重賞6度制覇はどちらも初めての出来事だった。
中山大障害には平地挑戦や故障で未出走の年もあったが、
中山GJには7年連続で名を連ねており、今年は8年ぶりに
オジュウチョウサン不在で行われる春の障害王者決定戦。今後の障害界を長くけん引するような、名ジャンパーの誕生に期待したい。