1990年代に活躍した競馬界きっての個性派
ナイスネイチャを
シンボルとする引退馬支援の寄付金が15日に締め切られ、過去最高額となる約7400万円に達した。
昨年の5412万7293円を大幅に更新。支援を募ったNPO法人「引退馬協会」は公式サイトで、沼田恭子代表の「正直なところ、昨年の実績があまりに大きかったため、今年はそれを超えることはないだろうという気持ちでおりました」「ところが、初日の深夜からハイペースでご寄付が積みあがっていき、あっという間に目標金額、更に
ネクストゴールをクリアするという驚くべき結果を残していただきました」「35歳BDは、昨年より4466名多い21621名の方々から、74021008円のご寄付をいただきました(5月16日9:00 Syncableサイトによる)。改めまして、心より御礼申し上げます」とのコメントを掲載した。
寄付金の使い道については、「重賞勝ち馬の繋養費用等として4320万円(135万円×32頭)」「繋養費安定化基金として2190万円(寄付総額の約30%)」「収納代行手数料等として890万円(寄付総額の約12%)」としている。
沼田代表は「今回も皆様に大変大きなお力を頂き、誠にありがとうございました」「また、
ナイスネイチャ35歳の誕生日当日に、『ウマ娘』キャラクターの
ナイスネイチャさんの誕生日を巡るゲーム内の会話等も話題になりました。BDを盛り上げてくださいましたサイゲームス社の皆様にも、厚く御礼を申し上げます」「ご寄付していただいたお一人お一人のお気持ちを深く心に刻み、これからも透明で馬たちに寄り添った運営を実行してまいります」と感謝した。
ナイスネイチャは35歳。「5月16日現在、
ナイスネイチャは食が細くなってきているとのこと。体調が上向いて、また来年も
ナイスネイチャの誕生日をともに祝い、この場でご挨拶できることを祈念いたします。皆様に心より感謝申し上げます」と同馬の近況も報告した。
スポニチ