21日、東京競馬場で行われた第84回
オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)は、中団から伸びた
川田将雅騎手騎乗の1番人気
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)が、2番人気
ハーパー(牝3、栗東・
友道康夫厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分23秒1(良)。
さらにクビ差の3着に15番人気
ドゥーラ(牝3、栗東・
高橋康之厩舎)が入った。なお、3番人気の
コナコースト(牝3、栗東・
清水久詞厩舎)は7着に終わった。
勝った
リバティアイランドは、父
ドゥラメンテ、
母ヤンキーローズ、その父
All Americanという血統。阪神ジュ
ベナイルF、
桜花賞と異次元の末脚で連勝して圧倒的人気を集めていたが、ここでは更なるパフォーマンスを見せて6馬身という着差で、まさに圧勝での2冠達成となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
リバティアイランド(牝3)
騎手:
川田将雅厩舎:栗東・
中内田充正父:
ドゥラメンテ母:ヤンキーローズ母父:
All American馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着
リバティアイランド 1人気
2着
ハーパー 2人気
3着
ドゥーラ 15人気
4着
ラヴェル 10人気
5着
シンリョクカ 7人気
6着
ヒップホップソウル 14人気
7着
コナコースト 3人気
8着
ソーダズリング 5人気
9着
ドゥアイズ 6人気
10着
レミージュ 18人気
11着
ゴールデンハインド 4人気
12着
ペリファーニア 8人気
13着
エミュー 13人気
14着
ミッキーゴージャス 9人気
15着
キタウイング 16人気
16着
イングランドアイズ 11人気
17着
ライトクオンタム 12人気
18着
キミノナハマリア 17人気
【
オークス】イギリスの
オークスに範をとり、1938年に「阪神優駿牝馬」の名称で創設。当時、日本と競馬先進国では3歳牝馬の成長度に半年程度差があると考えられており、実施は秋だった。46年に開催場を東京競馬場に変更し、現在の「優駿牝馬」に改称。53年には実施時期を海外と同じく春に変更し、今に至る。
オークスは英ダービーの創設者である第12代ダービー卿
エドワード・スミス・スタンレーが、樫の森が茂る
オークスと呼ばれる土地を所有し、彼の結婚記念として3歳牝馬のレースを行ったことが由来。
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オークスダイジェスト>
※
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