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【オークスレース後コメント】リバティアイランド川田将雅騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2023年05月21日(日) 17時10分
 東京11Rの第84回優駿牝馬(オークス)(3歳GI・牝馬・芝2400m)は1番人気リバティアイランド(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分23秒1(良)。6馬身差の2着に2番人気ハーパー、さらにクビ差の3着に15番人気ドゥーラが入った。

 リバティアイランドは栗東・中内田充正厩舎の3歳牝馬で、父ドゥラメンテ母ヤンキーローズ(母の父All American)。通算成績は5戦4勝。

レース後のコメント

1着 リバティアイランド(川田将雅騎手)
「リズム良く走ることが出来ました。何より東京への輸送もあり、桜花賞に使ったこともあり、テンションがだいぶ上がっている状況でもありましたので、そこを何とかなだめながら、まだだよという事を伝えながらという所でした。

 何より、この馬にかかわる僕以外の方々がとても神経をすり減らし続けたと思いますし、僕は最後の、レースでの手綱であったり、追い切りで少し跨るだけですので、日々の皆さんの積み重ねのもと、この子が沢山の事を学び、二冠馬になってくれたというのが本当にホッとしています。

 発走の時に、僕が共同会見の時でもお話ししましたが、2秒待ってほしいというのを競馬場の皆様に聞いて頂いて、安全なスタートを切る事ができましたし、とてもありがたく思いました。そしてレース後の歓声も、この馬が勝つ事を皆さんが期待していたと思いますので、そういう姿を見て、本当に誇らしく思いました。

(直線は)これまでと違うという訳ではなかったのですが、今後のためにもここは2400mをしっかりと走り切って、どれほど走れるかということも試したかったので、差はつく事は分かりましたが、ちょっと馬の動きを求めてみました。

 無事に春二冠をとることが出来ましたので、本当に無事に次のレースに向かっていけたらと思いますので、この馬が走る所が決まりましたら、そこに楽しみを持って待って頂ければと思いますし、またしっかり応援してあげて頂けたらと思っています」

(中内田充正調教師)
「正直なところ、ほっとしたというのが一番です。これだけの馬を管理させてもらって、大きな舞台で皆さんの期待に応えたいという思いがありました。

 桜花賞を一度使われていい体になっていましたし、いい意味でピリッとしてきたので、こちらとしては順調にレースまで持っていくだけだと思っていました。レースまでは比較的落ち着いていたのですが、ところどころでテンションが上がるところがありました。それでもテンションが上がりつつも落ち着いてくれていたので、しっかりしている馬だと思いました。

 道中はいいリズムで走っていると感じました。直線で脚をのばせるいいポジションに持っていってくれていたので、あとはひと伸びするだけだと思っていました。(距離に関して)戦前はもちろん不安はありましたし、やってみないとわからないところはありましたが、しっかりと2400mを走りきってくれました。

 今後については、まずは馬の無事を確認してからですが、二冠を取らせていただき、この馬にしかない資格がありますので、そこを目指して行きたいと思います。どこまで良くなるのだろうという期待しかないですし、それを阻害しないように育てていくのが我々の仕事だと思っています」

2着 ハーパー(C.ルメール騎手)
「すごく冷静に走ってくれましたし、3、4コーナーで手応えはあまり良くありませんでしたが、リバティアイランドの後ろはベストポジションでした。直線、勝ち馬を追走できましたが、坂を上がってからの勝ち馬は違い過ぎました。ハーパーは頭が高いのですが、もう少し走れると思います。秋からまた、重賞レベルで良い結果を出せればと思います。ハーツクライの子、今日はスタミナを見せてくれました」

3着 ドゥーラ(斎藤新騎手)
「調教から具合の良さを感じていましたし、これくらいの距離が合っていると思っていましたし、このメンバーでもやれると思っていました。この馬らしい脚を見せてくれましたし、次につながる競馬だったと思います」

4着 ラヴェル(坂井瑠星騎手)
「返し馬から、今までで一番雰囲気が良いと感じました。折り合いもすごくつきました。最後は勝ちに行った分です」

5着 シンリョクカ(竹内正洋調教師)
「枠なりに厳しい形になりました。それでも最後まで頑張ってくれました。秋は秋華賞を使いたいのですが、収得賞金が少ないので、馬の状態を見ながら、次を決めたいと思います」

6着 ヒップホップソウル(津村明秀騎手)
「すごい反応を見せ、一瞬これはと思いました。頑張りましたし、これからが楽しみです」

7着 コナコースト(D.レーン騎手)
「スタートして隣りの馬とぶつかってしまい、位置が後ろになってしまいました。それで、なかなかレースに参加できませんでした。それでも7着まで来るのですから、よく頑張ってくれました。まだ若さがありますが、成長すれば良い馬になると思います」

8着 ソーダズリング(武豊騎手)
「道中は折り合いもついて良い感じでした。ただ、それも4コーナーまでで、そこから伸びませんでした。結果的に距離が長すぎるのだと思います」

10着 レミージュ(荻野極騎手)
「前走とは違って、今日は落ち着いていました。スタートの一歩目で隣りの馬とぶつかって、行き脚がつきませんでした。それでもその後はリズム良く上手に走っていました。この距離も大丈夫です」

11着 ゴールデンハインド(菅原明良騎手)
「ハナにこだわるつもりはありませんでしたし、結果的に良い位置にはまれましたが、前に馬がいるとハミが抜けてフワフワしてしまうので、行った方がいい気がしました」

13着 エミュー(M.デムーロ騎手)
「あまり伸びませんでした、わかりませんね」

ラジオNIKKEI

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