スキルヴィング(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)が
青葉賞組として初の
日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)制覇を目指す。
94年に重賞に昇格した
青葉賞。以降、このレースを
ステップにした馬は77頭がダービーに出走しているが、94年
エアダブリン、02年
シンボリクリスエス、03年
ゼンノロブロイ、06年
アドマイヤメイン、11年
ウインバリアシオン、12年
フェノーメノで6回ある2着が最高。あと一歩で戴冠に届いていない。
青葉賞組がダービーを勝てない要因として、中3週のローテーションが挙げられることが多い。しかし、
スキルヴィングは前々走のゆりかもめ賞から
青葉賞まで、約3カ月のレース間隔があったように、
日本ダービー一本に絞ったローテーション。それだけに
青葉賞の疲れどころか、上積みまで期待できる。幾多の名馬が跳ね返されてきた壁を、
スキルヴィングなら乗り越えられる気がしてならない。