土曜阪神8Rの3歳上1勝クラス(ダ1200m)は
リュウ(牡3、栗東・
上村洋行厩舎)に注目したい
特筆すべきは今回と同舞台だった前々走・未勝利勝ちだ。番手から後続を突き放して0秒8差の圧勝。しかも勝ち時計の1分11秒9は、今年の阪神ダ1200m・良馬場の全14鞍の中で、
陽春S(3勝クラス)の1分11秒5に次いで2位。
なにわS(3勝クラス)より0秒4も速かったのだから、破格の好時計といえる。
それを思えば昇級戦の前走6着が物足りないが、当時は雨の影響が大きい超高速馬場。前半から押っ付け通しの追走だったように、前半3F34秒1のハイペースに戸惑っていたので情状酌量の余地がある。その点、今回は仮に高速馬場になったとしても、慣れが見込めるので、前走ほどまごつくことはない。前々走で示したポテンシャルは間違いなくオープン級なので、普通に走ればあっさりまであっていい。