6/10(土)は東京・阪神・函館の3場開催。9日正午時点の馬場状態は東京が芝稍重・ダート不良、阪神が芝稍重・ダート重、函館が芝・ダート共に稍重。天気は東京が曇り時々晴れ、阪神と函館が曇り一時雨の予報となっている。

■函館開催がスタート
　本日より函館開催がスタート。7月16日まで6週間の日程が組まれており、重賞は11日の函館スプリントSを皮切りに3レースが行われる。初日のメインは芝1200mの函館日刊スポーツ杯(2勝)で、昨年の小倉2歳S2着馬バレリーナなどが出走する。

■水無月Sでオタルエバー復帰
　阪神11Rは芝1200mの水無月S(3勝)。オタルエバーは昨年のファルコンS3着などの実績を持つリオンディーズ産駒で、今回は1年ぶりの休み明け。鞍上幸英明騎手で出走する。対するは、前走同級で2着のメイショウゲンセンなど。

■阪神9Rでダイヤモンドハンズが休み明け
　阪神9Rは芝2400mの甲武特別(1勝)。ダイヤモンドハンズは昨年世代最初の新馬戦で勝ち上がり、続く札幌2歳Sでは3着に入ったサトノダイヤモンド産駒。秋に骨折してしまい長期の休養に入っていたが、ここから再始動を迎える。鞍上は坂井瑠星騎手。

■東京5Rでゴンバデカーブースが初陣
　東京5Rは芝1600mの新馬戦。ゴンバデカーブースは新種牡馬ブリックスアンドモルタルの産駒で、母は4勝を挙げたアッフィラート。水準以上の動きを見せており、初戦から期待できそうだ。鞍上はD.レーン騎手。他には、エリザベス女王杯で3年連続2着に入ったクロコスミアの弟ユニヴェールや、新種牡馬ロジャーバローズ産駒のオーキッドロマンスがM.デムーロ騎手とのコンビで出走予定。父は19年の日本ダービー馬で産駒のJRA初出走となる。

■阪神5Rの新馬戦にボイラーメーカーなど
　阪神5Rは芝1600mの新馬戦。オタルエバーの弟にあたるサトノクラウン産駒ボイラーメーカー、昨年の函館2歳勝ち馬ブトンドールの弟フェンダー、ジャスタウェイ産駒のヒヒーンなどがデビュー。

■函館5Rでワクワクサセテなどがデビュー
　函館5Rは芝1000mの新馬戦。きょうだいにJRAで3勝したギンゴーがいるワクワクサセテ、3勝したアドマイヤキュートの仔ナックジュピター、サトノダイヤモンド産駒のマルジェラなどが出走し11頭立て。

■原騎手、音無調教師のバースデー
　原優介騎手は本日が23歳の誕生日。東京で6鞍を予定しており、9Rの青梅特別ではタケルジャックに騎乗する。音無秀孝調教師は本日が69歳の誕生日。管理馬は阪神で4頭、函館で1頭がスタンバイしている。

■ルメール騎手らが区切りの勝利まであとわずか
　C.ルメール騎手はJRA通算1700勝まであと3勝で、本日は東京で7鞍に騎乗。三浦皇成騎手はJRA通算1000勝まであと1勝で、本日は東京で6鞍に騎乗。柴山雄一騎手はJRA通算600勝まであと1勝で、本日は函館で2鞍に騎乗。松田大作騎手はJRA通算500勝まであと3勝で、本日は函館で2鞍に騎乗。木幡巧也騎手はJRA通算200勝まであと1勝で、本日は東京で7鞍に騎乗する。