6月10日の阪神11R、水無月S(3歳上3勝クラス、芝1200メートル、16頭立て)は
坂井瑠星騎手が騎乗した8番人気の
スリーパーダ(牝4歳、栗東・
斉藤崇史厩舎、父
ミッキーアイル)が7番手から末脚を伸ばし、4戦ぶりの勝利を収めた。勝ちタイムは1分7秒5(良)。
前半33秒2の速い流れをぴったりと折り合って追走した。いいリズムで直線を迎えると、一気にためたエネルギーを放出し、メンバー最速タイの上がり3ハロン33秒7で突き抜けた。2着の
メイショウゲンセン(藤岡康太騎手)に2馬身差をつける完勝だった。
昨年の報知杯
フィリーズレビュー(10着)以来の手綱を執った坂井騎手は「厩舎サイドが工夫してくれて、非常に落ち着いて競馬ができました。最後の末脚はすごく良かったです。一度乗せてもらった時からの成長を感じました」と会心の勝利に笑顔を見せた。
スポーツ報知