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京都ハイJ、GI馬テイエムドラゴンが快勝

  • 2007年11月10日(土) 14時30分
 10日、京都競馬場で行われた京都ハイジャンプ(障害3歳上、JGII・芝3930m)は、白浜雄造騎手騎乗の2番人気テイエムドラゴン(牡5、栗東・小島貞博厩舎)が、レース中盤から先頭に立つと、1番人気コウエイトライに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは4分24秒6(良)。さらに5.2秒離れた大差の3着には5番人気テイエムトッパズレが入った。

 勝ったテイエムドラゴンは、父アドマイヤベガ、母がJRA2勝のヤエシラオキ(その父マルゼンスキー)という血統。平地では9戦して未勝利だったが、05年10月の転障初戦で初勝利を挙げると、続く京都ハイJ中山大障害(JGI)と3連勝。05年のJRA賞最優秀障害馬に輝いた。その後も06年阪神スプリングJ(JGII)を制覇。今回が昨年の中山グランドJ(JGI)2着以来、約1年7か月ぶりのレースで、馬体重はプラス46kg、斤量は出走馬中最も重い63kgでの出走だった。通算成績16戦5勝(障害7戦5勝、重賞4勝)。

 鞍上の白浜雄造騎手キングジョイで制した京都ジャンプS(JGIII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算15勝目。管理する小島貞博調教師はテイエムドラゴンで制した昨年の阪神スプリングJ以来のJRA重賞通算5勝目となった。

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