2024年度の
JRA賞授賞式が27日、都内で開催。特別賞に選ばれた
武豊騎手が受賞の喜びを語った。
同騎手は令和6年秋の褒章において、
中央競馬の発展ならびに畜産業の振興に多大なる貢献を果たした功績が認められ、
JRAの現役騎手として2人目となる黄綬褒章を受章。また、24年5月12日の東京競馬2レースで勝利を挙げ、史上初となる
JRA通算4500勝を達成した功績が評価され、特別賞の受賞に至った。
武豊騎手は87年にデビュー。これまで中央・地方・海外合わせて重賞500勝以上を挙げており、長年にわたって日本競馬を最前線で引っ張ってきた。24年は
佐賀記念を皮切りに中央・地方で重賞12勝。GIは
ドウデュースで
天皇賞(秋)と
ジャパンCを制した。
登壇した
武豊騎手は黄綬褒章の受賞に「まさか自分がという気持ち。身に余るような思いでした」と述べた。また今後の目標について聞かれると「まずは騎乗停止にならないことですね(笑)、本物の初老
ジャパンになれるよう、頑張ります」とユーモアを交えつつ、馬事文化賞を受賞したパリ五輪の総合馬術代表・初老
ジャパンにもなぞらえた言葉で会場を沸かせた。