23年の
エリザベス女王杯覇者の
ブレイディヴェーグ(牝5、美浦・
宮田敬介厩舎)が、
東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)で重賞3勝目を狙う。
ブレイディヴェーグは父
ロードカナロア、
母インナーアージ、母の
父ディープインパクトの血統。母は
JRAで4勝を挙げたオープン馬。叔母の
ミッキークイーンは15年の
オークスと
秋華賞の覇者。いとこの
エピファニーは昨年の
小倉大賞典、同じく
ミッキーゴージャスは
愛知杯を制している。
ここまで7戦4勝。デビュー2戦目から楽勝続きの2連勝。重賞初挑戦の
ローズSは
マスクトディーヴァに差し届かずの2着だったが、続く
エリザベス女王杯でGI初挑戦初制覇を果たした。その後は順調さを欠き、3月の
ドバイターフ、8月の
新潟記念と2戦連続で回避。それでも待望の復帰戦となった
府中牝馬Sを快勝し、心身ともに成長した姿を示した。前走の
マイルCSは4着だったが、初の1600mでGIだったので致し方なし。その点、今回は2戦連続のマイルで慣れが見込める上、GIIIでもあるので期待が高まる。
レース当日は京都の
きさらぎ賞にいとこの
ショウヘイが出走予定。異例の同日いとこ重賞Vなるかも含め、その走りには要注目となる。