東京11Rの第75回
東京新聞杯(4歳以上GIII・芝1600m)は3番人気
ウォーターリヒト(
菅原明良騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。クビ差の2着に2番人気
ボンドガール、さらに半馬身差の3着に16番人気
メイショウチタンが入った。
ウォーターリヒトは栗東・河内洋厩舎の4歳牡馬で、父
ドレフォン、
母ウォーターピオニー(母の父
ヴィクトワールピサ)。通算成績は13戦4勝。
レース後のコメント
1着
ウォーターリヒト(
菅原明良騎手)
「
NHKマイルカップの後、乗り替わりになり、この馬の活躍は外で見ていました。今日、また乗せてもらえることになり、すごく嬉しかったですし、ずっと乗りたいと思っていました。一回り大きくなり、
パワーアップしていましたから、自信を持って乗りました。
終いの脚がある馬ですから、良さを生かして乗りたいと思っていました。直線に入って、前が遠かったので届かないかなと思いましたが本当によく走ってくれました。まだ成長してくれると思いますし、大きいレースが沢山ありますから、頑張っていきたいと思います。
河内調教師が定年、いい結果を残せて良かったですし、厩舎の皆さんが馬のことを本当によくやってくれて、感謝の気持ちで一杯です。感謝の気持ちを忘れず、一鞍一鞍乗っていきたいと思います」
(河内洋調教師)
「メンバーが揃っていましたが、最後は確実に来る馬、いつも通りのいい脚を使ってくれました。枠順も良かったかなと思います。最後に重賞を勝ってくれて、(表彰式での)ファンの声援は嬉しかったですね。まだ先のある馬ですし、この後はGIにむけて一息入れて、次は応援に行きますよ」
2着
ボンドガール(
武豊騎手)
「レース前から落ち着いていましたし、良い位置で折り合っていました。勝ったと思ったのですが」
3着
メイショウチタン(
吉田豊騎手)
「前走でハミを取っていかなかったので、そのあたりがどうかなと思っていました。レースでは、ゲートをスっと出て、リズム良く行けました。もう少しでしたね。馬が寄ってくると、耳を絞ったりするので、離して逃げられたのも良かったです」
4着
ブレイディヴェーグ(
C.ルメール騎手)
「良い競馬はできましたが、今日はプラス14キロで1600m。伸びてはいますが、スピードがちょっと足りません。それでもよく頑張っています。休み明けを使って、次が1800mならピッタリです」
5着
マテンロウスカイ(
松永幹夫調教師)
「いい競馬、完璧でした。いいスタートを切ってうまく内にもぐり込んで、休み明けで59キロを背負いながらもいい競馬でした。次に繋がる競馬だったと思います、去年同様に
中山記念へと思います」
11着
ジオグリフ(
横山武史騎手)
「アメリカの時よりもゲートが良くありませんでした。それで、腹をくくって運びました。ラストは伸びようと反応していましたが、59キロとスタートのロスの分、伸び切れませんでした」
15着
サクラトゥジュール(R.キング騎手)
「馬の具合はとても良かったのですが、この馬には不向きなスローペースで、折り合いが難しかったです」
ラジオNIKKEI