現地時間7日に米・ベルモントパーク競馬場で行われる
ベルモントS(3歳、米G1・ダート12f)に出走を予定していた
カジノドライヴ(牡3、美浦・
藤沢和雄厩舎)は同レースを回避することがわかった。
6日朝に歩様の異変を見せ、診断の結果、左後脚の挫石が判明。出否について関係者で協議されていたが、7日早朝に出走回避が決まった。
同馬は、
父Mineshaft、母がデムワーゼルS(米G2)勝ち馬
Better Than Honour(
その父Deputy Minister)、祖母がケンタッキー
オークス馬
Blush with
Prideという血統の米国産馬。半姉に昨年の
ベルモントSなど米G1・4勝のラグストゥリッチズ
Rags to Riches(牝4、父A.P.Indy)、半兄に06年
ベルモントSを勝ったジャジル
Jazil(牡5、
父Seeking the Gold)がおり、
ベルモントS・3きょうだい制覇を目指して日本から遠征していた。前哨戦となった現地時間5月10日のピーターパンS(米G2)を圧勝。本番での好走が期待されていた矢先の出来事だった。