「オーシャンS・G3」(3月1日、中山)
復権へ向けて、23年の
スプリンターズS覇者
ママコチャが、今季の始動戦を迎える。1週前追い切りは、栗東CWで6F82秒5-11秒4をマーク。昨年の阪神C5着以来、2カ月半ぶりの実戦となるが、2月に帰厩後は急ピッチに乗り込まれており、いきなり力を出せる仕上がりだ。V発進で桶狭間決戦へ弾みをつけたいところだ。
23年に続く、2度目のVを狙う
ヴェントヴォーチェ。1年6カ月ぶりの復帰戦となった
スプリンターズSは16着とさすがに厳しかったが、前走の
京阪杯は中団を追走すると、馬群の中から追い上げて3着確保。叩き2戦目で一変した走りを披露し、力のあるところを改めて誇示した。1週前追い切りの動きも軽快で完全復活は目前だ。
近2戦は2桁着順とひと息の
ウイングレイテストだが、2走前は強敵相手の
スプリンターズS、前走の阪神Cは開催最終週の馬場が合わなかった。敗因は明白で見限るのは早計だろう。持ち前のスピードを生かせる開幕馬場は歓迎。明けて8歳となったが、衰えはない。
オフトレイルがス
プリント戦に舵を切ってきた。昨秋の
スワンSで芝1400メートル戦に挑戦すると、メンバー最速の上がりを駆使して2着に好走。続く、阪神Cもゴール前で強襲して3着と短距離への高い適性を示した。展開がはまれば、差し届くシーンも十分だ。
シルクロードSは14着と大敗した
ペアポルックス。好位をスムーズに運んでいただけに、不可解だが本調子になかった感も。2走前は同舞台のラピスラズリSを逃走V。舞台変わりで反撃に出る。
提供:デイリースポーツ