第39回
ファルコンステークス・G3は3月22日、中京競馬場の芝1400メートルで行われる。
朝日杯FS12着だった
パンジャタワー(牡3歳、栗東・
橋口慎介厩舎、父
タワーオブロンドン)の巻き返しに期待したい。その前走は道中で外を回る展開となり、内を回った上位馬と比べて力を出し切れていなかった。1週前追い切りでは栗東・CWコースで6ハロン77秒7―11秒4の自己ベストをマーク。コンビを組む
藤岡佑介騎手の感触も上々だった。
京王杯2歳Sを勝った距離なら中心に。
モンドデラモーレ(牡3歳、美浦・
千葉直人厩舎、父
ワールドエース)は
ジュニアCで2着。行きっぷりもいい馬だけに、距離を詰めても対応できる。
札幌2歳S4着も評価できる内容で、能力全開なら面白い。
クラスペディア(牡3歳、栗東・
河嶋宏樹厩舎、父
ミスターメロディ)は
朝日杯FSは6着。マイルでは少し距離が長い印象で、1400メートルの前走、
クロッカスSは危なげなく逃げ切った。中京コースも経験しているのも好材料になる。
ニタモノドウシ(牡3歳、美浦・
高木登厩舎、父
ディーマジェスティ)も
パンジャタワーと同様に
朝日杯FSでは力を出し切れていなかった。
クローバー賞の内容が強く、ここでも能力は上位だ。
ヤンキーバローズ(牡3歳、栗東・
上村洋行厩舎、父
エピファネイア)は
京王杯2歳Sで
パンジャタワーの3着。前走の万両賞は差し届かず2着だが、堅実な走りは魅力たっぷり。
そのほか、
新潟2歳Sの勝ち馬
トータルクラリティ(牡3歳、栗東・
池添学厩舎、
父バゴ)をはじめ、伏兵は多彩だ。
スポーツ報知