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【青葉賞】国枝師 アマキヒ&ガルダイアでつかむ最後のダービー切符 悲願の初制覇へ長年の思い託し2頭出し

デイリースポーツ
  • 2025年04月23日(水) 06時00分
 「青葉賞・G2」(26日、東京)

 調教スタンドの階段を1段飛ばしで軽やかに駆け下りていく。14日に70歳を迎えたばかりの国枝師が口を開く。「最後のダービー?高いからな、ダービー切符は(笑)。よし、頑張ろう!」。来春に定年を迎える関東の名伯楽が、いまだ勝てていない競馬の祭典に参戦するべく力を込めた。

 トライアルには2頭出しで臨む。アマキヒは自らが手掛けて牝馬3冠を制したアパパネを母に持ち、異父姉に21年秋華賞アカイトリノムスメがいる厩舎ゆかりの良血馬だ。前走の自己条件で2勝目を挙げたアマキヒに、指揮官は「先手を取ろうと思っていたら出遅れちゃって。途中からまくったけど、最後までよく我慢してくれた。ただ、あんな強引な競馬だと難しい。今度はスタートを決めて好位で流れに乗りたいね」と先行策をイメージした。

 ガルダイアは前走の毎日杯を逃げて2着。トレーナーは「随分まともになってきた。ケイコでも落ち着いて走れるようになっている」と精神面の成長を感じ取った。馬は16日に放牧先から帰厩。「10日競馬になるけど、特に変わったところはない。スタミナはあるし、前走で折り合いもついた。距離が延びるのは大丈夫だよ」と府中二四の舞台を歓迎していた。

 ダービー制覇を目指して歩んできたトレーナー人生。最後の春、長年の思いを託す2頭の秘蔵っ子が、夢舞台のチケットをつかみ取る。

提供:デイリースポーツ

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