スマートフォン版へ

【天皇賞(春)】史上初の帰国初戦での戴冠なるか ビザンチンドリームがGI初制覇に挑む

  • 2025年04月30日(水) 18時00分
 レッドシーターフハンデキャップを制したビザンチンドリーム(牡4、栗東・坂口智康厩舎)が、天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)でGI初制覇を狙う。

 ビザンチンドリームは父エピファネイア母ジャポニカーラ、母の父ジャングルポケットの血統。母はJRAで3勝、祖母のグリッターカーラは地方・門別で2勝だが、曾祖母のフサイチエアデールは重賞4勝、GIで2着3回の活躍馬。一族にはクロノジェネシスノームコアフサイチリシャールライラプスなど、多くの重賞勝ち馬が出ている。

 ここまで8戦3勝。デビュー2連勝で昨年のきさらぎ賞を制覇。春の2冠は大敗したが、秋を迎えて復調した。神戸新聞杯が6着、菊花賞が5着、AJCCが6着と善戦を続けると、海外初遠征となった前走の沙G2・レッドシーターフハンデキャップで2つ目のタイトルを獲得した。それも自身初となる60kgを背負いながら圧巻の差し切り。相手関係に恵まれた面はあったのかもしれないが、力を付けていることも間違いない。今回は菊花賞で先着を許したヘデントールショウナンラプンタとの再戦となるが、当然ながら期待大だ。

 意外な「初勝利」もかかる。春秋を合わせ、天皇賞において前走が海外だった馬の勝利はなし。86年以降に限ると外国馬も含め、天皇賞(春)は該当6頭で13年のレッドカドーと23年のシルヴァーソニックの3着、天皇賞(秋)は同じく9頭で05年のゼンノロブロイの2着が最高着順となっている。ビザンチンドリームは帰国初戦のハンデを乗り越え、待望のビッグタイトル獲得となるか。その走りに大いに注目だ。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す