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【オークスレース後コメント】カムニャック A.シュタルケ騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2025年05月25日(日) 18時10分
 東京11Rの第86回優駿牝馬(オークス)(3歳GI・牝・芝2400m)は4番人気カムニャック(A.シュタルケ騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分25秒7(良)。アタマ差の2着に2番人気アルマヴェローチェ、さらに1馬身1/4差の3着に10番人気タガノアビーが入った。

 カムニャックは栗東・友道康夫厩舎の3歳牝馬で、父ブラックタイド母ダンスアミーガ(母の父サクラバクシンオー)。通算成績は5戦3勝。

レース後のコメント

1着 カムニャック(A.シュタルケ騎手)
「ペースがそこまで流れていませんでしたので、どうなるかなと思っていたのですが、直線で前が空いてからすごく良い脚を使ってくれましたし、4週前に勝ったばかりだったのですが、今日は以前ほど掛かる感じもなく、リラックスして走れましたし、素晴らしい能力を見せてくれました。彼女に感謝したいです。GIを日本で勝つことが夢だったので、それが叶ったことはうれしく思っています。

 数週間前に、春の天皇賞でビザンチンドリームに乗って2着という結果で悔しい思いをしましたが、今日はレベルの高い18頭の馬たちの中で、彼女の力を発揮させることができました。これ以上の喜びはない、という気持ちです。(短期免許で)今まで3か月、サポートしてくださった皆さんに感謝したいと思います。チャンスをくださった友道先生、関係者の皆さんに感謝したいと思います。来週のダービーに騎乗するチャンスがあるかもしれない、ということなので、頑張りたいと思っています。(カムニャックについて)こういう能力のある馬なので、これからもチャンスがあると思います」

(友道康夫調教師)
「ゴールの瞬間はちょっと負けたかと思ったのですが、勝ててよかったです。前走を使ってから在厩で仕上げましたが、一度使った上積みは大きく、今日の馬体も前走に比べてふっくらしていましたし張りもありました。落ち着きもあり、前走と比べてもいい感じで出走できると思いました。前走のダメージが全くなく、中間はしっかり飼い葉も食べていて、輸送も大丈夫でした。

 (レース前にシュタルケ騎手とはどんな話を?)前走と同じですが、前進気勢が旺盛な馬なので、馬の後ろで我慢させようと話していました。道中は若干位置が後ろでしたが、それよりも折り合いが心配でした。今回はゲートを出てからゴールまで折り合いを欠いたシーンがなく、シュタルケ騎手が完璧に乗ってくれたと思います。

 (自身初の牝馬クラシック勝利に関して)私自身としても嬉しいのですが、カムニャック号を預からせていただいたときから、距離はもつ馬なのでオークスになんとか出走して勝ちたいと思っていた馬なので、勝ててよかったです。

 (カムニャックの良さについて)牝馬にしては体もありますし、飼い葉もしっかり食べてくれるので、きょうもパドックで1頭だけ牡馬が入っているかのような、牝馬にしてはしっかりしたボディなので、そのあたりがいいところだと思います。

 (今後について)春はオークスにようやく間に合ったという感じでした。まだまだ、夏を越して秋に良くなってくると思うので、分かりませんがまずは秋華賞を第一に目指すことにはなると思います。そのあとは距離ももつだろうし、2000m以上のGIで頑張ってもらえればと思います」

2着 アルマヴェローチェ(岩田望来騎手)
「理想のポジションを取れましたし、良いところで競馬が出来たのではないかなと思います。結果だけが残念でしたが、勝ち馬が強かったです。また秋に巻き返したいです」

3着 タガノアビー(藤岡佑介騎手)
「スタートに関しては、遅いのもありますし真横の馬も横に出てきてしまって、遅れる形になりました。一番後ろになったら、一番外か一番内かというところでした。3、4コーナーはペースが緩んでしまって、そこで、みんなが苦しくなって外に動いたので、最内に切り替えました。勝つ気で乗っていたので、悔しいです。もう少し流れに乗っていれば......というところですね」

4着 パラディレーヌ(丹内祐次騎手)
「折り合いも操縦性も良いです。一瞬おっ、と思いました。これからが楽しみです」

5着 リンクスティップ(M.デムーロ騎手)
「スタートは出ましたが、この馬場が得意ではありませんでした。のめってしまって、全然ペースアップ出来ませんでした。向正面はすごくペースが遅くなりましたので、ワンペースな馬なので少し早めに踏んでいきました。3、4コーナーではすごく良いところに行くことが出来て、本来なら勝つパターンでしたが、直線に向いてからも馬場が合いませんでした。能力だけで5着に来てくれました。自分の力を出しきれませんでした。とっても良い馬です」

9着 エンブロイダリー(C.ルメール騎手)
「直線に向くまで引っ掛かっていましたし、まったく落ち着いていませんでした。こういう馬場で、伸びることが出来ませんでした。他の馬が伸びた時、彼女は落ち着きました。特にこういう馬場だと、短い距離の方が良いです」

ラジオNIKKEI

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