一時期の不振を脱した
シリウスコルトの勢いに注目だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■7/13(日)
七夕賞(3歳上・GIII・福島芝2000m)
鞍上との呼吸がぴったりで、ここに来て充実してきた
シリウスコルト(牡4、美浦・
田中勝春厩舎)。昨年、古馬との混合戦になってから低迷していたが、今年に入って2、1、1着と破竹の勢い。元々、3歳の前半戦では弥生賞や
ラジオNIKKEI賞で上位争いを演じていたように、ポテンシャルの高さは疑いようがない。まだまだ伸びしろたっぷりの4歳馬。福島コースにも実績があり、秋の大舞台へ向けて賞金を加算する。鞍上は
古川吉洋騎手。
6歳とはいえまだキャリアが10戦と衰え皆無の
ドゥラドーレス(牡6、美浦・
宮田敬介厩舎)。福島コースは初めてとなるが、札幌や小倉で勝っているように小回りコースにも対応は可能。元々、
菊花賞で4着と好走している実力馬で、重賞初制覇も可能性十分。鞍上は
戸崎圭太騎手。
その他、福島コース巧者の
リフレーミング(牡7、栗東・
藤野健太厩舎)、福島の重賞で連対の経験がある
シルトホルン(牡5、美浦・
新開幸一厩舎)、戦ってきた相手関係から重賞でも差はない
コスモフリーゲン(牡5、美浦・
畠山吉宏厩舎)、距離短縮好材料の
バラジ(セ6、美浦・
鹿戸雄一厩舎)などが、熱気のある夏の福島で鎬を削る。発走は15時45分。