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【七夕賞】充実ドゥラドーレスが重賞初制覇へ 半妹レガレイラで有馬記念制した戸崎騎手「背中の良さある」

スポーツ報知
  • 2025年07月08日(火) 07時00分
◆第61回七夕賞・G3(7月13日、福島競馬場・芝2000メートル)

 サマー2000シリーズ第2戦の第61回七夕賞・G3(13日、福島)で、6歳のドゥラドーレスが重賞初Vを目指す。2歳下の半妹レガレイラ有馬記念制覇に導いた戸崎と、今回は8戦ぶりのコンビ復活で挑む。

 成長を感じることができた。戸崎は美浦・Wコースで2日の1週前追い切り(6ハロン82秒1―11秒3)に騎乗し、鋭く伸びて1馬身先着。「いい動きをしていました。(以前との比較は)まとまりが出た感じはしますね。(調教の走りも)リズムが良かったので、落ち着きというか、無駄がない感じはしました」と好感触だった。

 3歳時には毎日杯で3着、菊花賞では4着だった素質馬。脚部不安などで8か月、1年4か月の長期休養があったが、今年は小倉日経賞でオープン初勝利。前走のエプソムCでは最速タイの末脚で追い込んで2着になり、宮田調教師は「(自分の競馬をして)勝ち馬は強かったですが、重賞でしっかり力を出せていい内容でした」と評価。タイトル奪取まで、あと一歩のところまできている。

 戸崎は今日8日が45歳の誕生日。勝てば同レースで歴代最多の5勝目となるが、「より良い馬に乗せてもらってきている結果だと思っているので」と振り返る。謙虚な七夕賞男が「(レガレイラと)走るフットワークは似ている感じはしますね。背中の良さもあります」と評する良血を、兄妹重賞Vに導く。

 ◆勝てば歴代単独最多5勝目 戸崎は七夕賞に過去10度騎乗して〈10〉《1》《1》〈4〉〈16〉〈6〉《1》〈7〉〈13〉《1》着。16年アルバートドック、17年ゼーヴィント、21年トーラスジェミニ、24年レッドラディエンスで制しており、4勝は岡部幸雄元騎手と並んで最多タイ。今回勝てば歴代単独最多となる。

スポーツ報知

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