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JRA通算100勝へ四位洋文調教師が2重賞に期待馬送り出す 今年すでに最多タイ24勝「変わらずやることが大事」

スポーツ報知
  • 2025年08月06日(水) 06時00分
 開業5年目の四位洋文調教師(52)=栗東=が管理する2頭が、土、日曜の2重賞に登場する。サマースプリントシリーズ第4戦、第61回CBC賞・G3(10日、中京)にはカルチャーデイ、第30回エルムS・G3(9日、札幌)にはロードクロンヌがスタンバイしている。厩舎は今年、現在までに過去最高に並ぶ24勝をマーク。あと1勝となっているJRA通算100勝を、今週にも達成となるか注目だ。

 現在JRA通算99勝。節目の記録にあと1と迫る四位調教師は、札幌、中京の2重賞に期待馬2頭を送り出す。

 騎手時代の07年にブラックバースピンで制したCBC賞は、23年ファンタジーS以来の重賞タイトルを狙うカルチャーデイで挑む。18年前、重馬場のなか荒れた最内を突いて10番人気の伏兵を重賞初勝利に導いた騎乗を「懐かしいね」と振り返りつつ、現在に視線を向けた。カルチャーデイは2走前の米子城Sを逃げ切り、前走の函館SSは6着。「このクラスでも十分、流れひとつで通用する。(コンビを組む横山)典さんもいいイメージをつかんでくれているし、楽しみ」と好感触。騎手&調教師での制覇となれば、84年のグレード制導入以降11年の安田隆行元調教師、昨年の福永調教師に続き、同レース3人目だ。

 エルムSには「ここは勝ってほしいところ」と力を込めるロードクロンヌがスタンバイ。ダート転向後、4連勝でオープン入りを決めると、マーチS3着、前走の平安Sで2着と続けて重賞で結果を出している。「秋は大きいところを目指したいからね」と、重賞初制覇をステップにさらなる大舞台での活躍を見込む。

 今年、セキトバイースト府中牝馬Sを勝つなど厩舎はここまで24勝を挙げ、23年にマークしたキャリアハイに早くも並んだ。トレーナーに好調の要因を問うと「勝負の世界だから、巡り合わせもある。それが今年はたまたまいいだけだから。特別なことをしているわけではないよ。馬たちが頑張ってくれているというのはあるけどね」と事もなげに語った。続けてかみ締めるように「小さなことの積み重ねだと思っているから。この現状に甘んずることなく、粛々とやるだけだよ。変わらずやることが大事かな」と馬づくりのポリシーを明かした。

 やるべきことひとつひとつ、実直にこなす。その上で、結果がついてくる。この考えのもと、21年の開業から積み上げてきた99勝。これからも変わらずに、次の1勝を目指していく。(山本 理貴)

 ◆四位 洋文(しい・ひろふみ)1972年11月30日、鹿児島県出身。52歳。91年に栗東・古川平厩舎所属で騎手デビュー。07年ウオッカ、08年ディープスカイ日本ダービーを連覇。20年の引退までJRA通算1万3919戦1586勝(うちG1・15勝を含む重賞76勝)。21年3月に厩舎を開業し、23年シリウスS(ハギノアレグリアス)で重賞初制覇。JRA通算990戦99勝(うち重賞5勝)。

スポーツ報知

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