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【POG】奥手の血統でも「完成度が高い」スマートプリエール 武豊の手綱で重賞獲りへ/馬三郎のつぶやき

デイリースポーツ
  • 2025年08月29日(金) 17時27分
ポペット(29日・城谷)

 2日の札幌新馬戦(芝1500m)で、上がり3F33秒9の衝撃的な伸び脚を駆使して勝利を飾ったポペット(牝2歳、栗東・高橋康)。この日は橋木を背に、札幌ダートで札幌2歳S(9月6日・札幌、芝1800m)へ向けて1週前追い切りを行った。函館で乗っていたこともあり、やや間隔があいたことを感じさせない軽やかな走り。5F68秒5-38秒8-12秒1(G前強め)のタイムで、デビュー前と同様に切れ味にあふれる動きを見せた。レース後に橋木と話をした際、「(札幌)2歳Sを僕で使うと聞いて、メッチャうれしかったです。(陣営の)気持ちに応えられるように必死で頑張ります」と-。いろいろな意味で楽しみな一戦となる。

スマートプリエール(29日・堀尾)

 2戦目の未勝利戦を4馬身差で圧勝したスマートプリエール(牝2歳、栗東・大久保)が来週の札幌2歳S(9月6日・札幌、芝1800m)にスタンバイ。「2戦目でグンと内容が良くなったし、相手もそれなりにそろっていたなかでの完勝でした」と山口助手は前走を回顧する。母に古馬重賞4勝のスマートレイアーを持つエピファネイア産駒。「奥手の血統だけれど、この時期にしては完成度が高い。重賞でもやれそう」と連勝へ意欲十分の様子だった。鞍上は引き続き武豊が務める。

フロンテアムーン(29日・石渡)

 コントレイル産駒のフロンテアムーン(牝2歳、美浦・国枝)は、19年中山牝馬Sを制するなど重賞で好走を重ねたフロンテアクイーンの3番子にあたる。この日は美浦坂路を16〜17秒台のキャンターで駆け上がった。まだ全体的に緩さが残っているものの、フットワークは力感十分。長めの距離が合いそうなイメージを抱かせる一頭だ。

ケファロニア(29日・佐野)

 ケファロニア(牡2歳、美浦・高柳瑞、父ルヴァンスレーヴ母メリッサーニ)は品のある好馬体。それに加えて、素軽いフットワークから芝でもダートでも走れそうな雰囲気がある。この日はゲート試験を受けて無事に合格。順調に調整は進んでいる。

ブライトフレア(29日・森岡)

 デビュー2戦目となった9日の札幌未勝利戦(芝1500m)で勝利を飾ったブライトフレア(牡2歳、栗東・佐藤悠)は、野路菊S(9月20日・阪神、芝1600m)で連勝を目指す。

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提供:デイリースポーツ

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