4日、旭川競馬場で行われたnetkeiba.com杯 第2回
ブリーダーズゴールドジュニアC(2歳、ダート1600m、1着賞金500万円)は、
五十嵐冬樹騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)
ワンダフルクエスト(牡2、北海道・
廣森久雄厩舎)が、終始中団の外めを回る競馬から徐々に進出すると、逃げた2番人気
アンペアを直線半ばで捕らえ、2馬身差をつけて完勝した。勝ちタイムは1分43秒7(重)。さらに7馬身離れた3着には3番人気リロが入った。
勝った
ワンダフルクエストは、
父コロナドズクエスト、母はダンス
スマートリーH(加G3)の勝ち馬
イクセプトフォーワンダ(
その父Tejabo)という血統。06年セレクトセール当歳にて1500万円(税抜)で落札されている。
今年5月のデビュー戦(札幌・ダート1000m)をスタートで大きく出遅れながらも快勝すると、続く2戦目(旭川・ダート1500m)も大外一気の末脚で制して2連勝。前走の
イノセントC(旭川・ダート1500m)で重賞初制覇を達成しており、今回の勝利で無傷の4連勝となった。通算成績4戦4勝(重賞2勝)。
鞍上の五十嵐騎手は勝利騎手インタビューで、「昨年は
エックスダンスという馬でこのレースに臨む予定でしたが、(骨折で)それが果たせませんでした。その借りを返すことができて本当に嬉しいです」と涙ながらに喜びを語った。