開業2年目の
福永祐一調教師が、
京王杯2歳ステークス(2歳・GII・芝1400m)の
ダイヤモンドノット(牡2)で今年の重賞初制覇を狙う。
福永調教師は騎手として
JRA通算19497戦2636勝。
JRAではGI・34勝を含めて重賞を160勝した。20年に
コントレイルでクラシック三冠を達成したのは記憶に新しい。調教師としては24年に開業し、
JRA通算345戦41勝。重賞は24年の
CBC賞の
ドロップオブライト、デイリー杯2歳Sの
ランフォーヴァウで2勝している。ただ、今年の重賞には延べ23頭が出走して、
京成杯AHの
ドロップオブライトの2着が最高着順。通算3勝目に手が届いていない。
京王杯2歳Sには
ダイヤモンドノットがエントリーしている。デビュー当初は物足りないレースが続いたが、3戦目となった前々走で大幅な変わり身を見せて、待望の初勝利をゲット。続く前走のもみじSでも逃げ切った
リリージョワから半馬身差の2着に食い下がり、オープンでも通用する力を示した。今回は重賞初挑戦、かつ初の関東遠征となるが、現状ベストの1400mなら好勝負を期待できるだろう。
福永調教師は今年初、そして約1年ぶりの重賞3勝目となるか。そういった視点でも注目したい一戦となる。