「チャンピオンズC・G1」(7日、中京)
師走のダート王決定戦で一発を狙うのが古豪
メイショウハリオだ。8歳を迎えても
川崎記念を勝ち、アク
シデント後の前走JBCクラシックでも2着と健在ぶりを示した。中間の動きも活気十分で、老け込むどころか、むしろ状態は上向いている。主戦の浜中の負傷に伴い、鞍上は
武豊に。経験豊富な名手に導かれ、初のJRA・G1制覇とともにレース史上初の7歳以上によるVを成し遂げるか-。
衰えという言葉はこの馬には通用しない。2年ぶり3度目の参戦となる8歳馬
メイショウハリオに上昇ムードが漂う。今年は春に
川崎記念を制したが、その後の平安Sは7着、さらに3度目のVを狙った
帝王賞では予期しなかった食道閉塞(へいそく)を発症して無念の競走除外となった。
復帰戦となった前走のJBCクラシックでは不安材料を抱えながらの2着。勝利こそ逃したが、3着馬を5馬身も引き離すなど見事に復活を遂げた。岡田師は「前走は期待以上の走り。間隔があいていて年齢も年齢でしまいあれだけ脚を使えたのはすごい。全然駄目だったらという心配もあったけど、完全に払拭してくれた」と脱帽した。
年齢を重ねてからのアク
シデントは競走馬として気持ちが折れてしまうこともある。しかし、強靱(きょうじん)な精神力で弱さを見せるどころか、気迫をみなぎらせている。師は「気持ちの面もそうだろうし、体も年だからどこかはしんどいところがあるだろうけど、それを闘志でカバーしている。改めて偉い馬だと思う」と称賛した。
11月27日の1週前追い切りでは栗東CWで躍動感のある動きを披露。「前走よりいいし、1回使うと体がグッと良くなる。経験は豊富過ぎるくらいなので、あとは気持ちと能力でどれだけ頑張ってくれるか」と期待を込めた。Jpn1・4勝の実績馬が、待望のJRA・G1初制覇へ向けて、さらにギアを上げていく。
提供:デイリースポーツ