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フェアリーS・G3」(11日、中山)
まだキャリアは1戦だが、秘める能力は折り紙付きの好素材。昨年11月のデビュー戦を快勝した
ファンクションが、目標のレースに向けてきっちりと照準を合わせてきた。7番人気の低評価を覆した新馬戦は大外枠から好スタートを決めると難なく2番手を確保。折り合いに不安を見せず、余裕を持って直線に向かうと力強い脚取りで後続の追撃を振り切った。
斎藤誠師は「初戦はいい勝ち方をしてくれました。放牧から帰ってきてからも元気いっぱいですし、ここまでは何の問題もなかったですよ」と順調ぶりをアピール。レース後も大きなダメージなどはなく、日々確かな成長を遂げている。
1つ上の異父姉
タマカヅラ(4歳2勝クラス)も管理しており、自然と姉妹の比較に及ぶ。短距離で結果を残している姉とはタイプも異なり、「上の
タマカヅラより少し馬格があって能力の高さを感じますね。センスがいいので中山のマイルも問題ないでしょう。成長するのはまだまだこれからですが、今回が試金石になると思っています」と師の視線は、牝馬クラシックも見据えている。
継続騎乗となる斎藤も将来性を高く評価している。初戦を振り返り、「大外枠からでも真面目に走っていたし、言うことないくらい。少し怖がりな面もありますが、これから良くなってくるでしょう」と期待する。重賞好走馬の陰に隠れる形だが、可能性は引けを取らない。一気に重賞初制覇となるか。
提供:デイリースポーツ