JRAは2月7日、東京8R以降を積雪のため取りやめると発表した。「積雪の影響により、安全な競馬の実施が困難であると判断されるため、第8競走以降を取りやめるといたします」と説明。なお、これに伴う代替競馬および続行競馬は実施しない。
ジョッキーたちはどう思ったのか?「寒い!」と言いながら引き揚げてきた
佐々木大輔騎手(22)は、ネックウオーマーに霜をつけたまま下馬。水分を多く含んだぬれ雪に苦戦し、「先週は(馬場が)硬いぐらいでしたけれど、先週の馬場と全く違う!ダートは大丈夫だったんですけれど、芝が掘れちゃう。内がどんどん悪くなっている」と開幕2週目だが、雪で馬場状態が急激に悪化したと語った。ジョッキー目線では「ゴーグルに雪が張り付いて前が見えない。息でゴーグルが曇るんです」とその危険性を示唆。レースの取りやめに胸をなでおろしていた。
寒さで顔が赤くなってしまっていた
上里直汰騎手(18)=美浦・加藤士=は、「馬の爪に氷が挟まっちゃっている状態で、馬が“げた”を履いているようだった」と状況を説明。沖縄出身で雪を見るのは珍しいのではと問われると、「初めて見た時はめっちゃキレイと思っていたけれど、今は…」と青くなった唇をかんだ。
一方、青森県出身の
長浜鴻緒騎手(20)=美浦・根本=はこの日、6Rで8番人気の
サザンテイオー(牡3歳、美浦・根本)が写真判定で2着に。取りやめとなった8Rでは、途中まで2番人気だった
コーカサスゴールド(牡5歳、美浦・加藤和)に騎乗予定だっただけに、「青森の血が騒いでいたんですけれど、安全第一ですから」と悔しさをにじませていた。(デイリースポーツ・野里美央)
提供:デイリースポーツ