「
東京新聞杯・G3」(10日、東京)
積雪による2日間の順延も何のその。円熟期を迎えた2番人気
トロヴァトーレが、力強い末脚で重賞2勝目を獲得した。
五分のスタートから、慌てず騒がず中団やや後ろを確保。直線はあいたスペースを逃さず外へ。鞍上の
ゴーサインに応えるように抜群の伸びを披露し、前を一気にのみ込んだ。ルメールは「3、4角くらいからハミを取って、外に出してからはいい反応。ゴールまでよく伸びてくれた」と手放しで褒めたたえた。
昨年4月のダービー卿CTで重賞初制覇を果たしたものの、その後は思うような成績が残せず。近況はダートに挑戦するなど陣営は試行錯誤を続け、得意の芝マイル戦で久しぶりの勝利を手にした。鹿戸師は「強い競馬だった。課題だった折り合いも良くて大人になった。この後は1度(ノーザンF)天栄に戻しますが、力をつけていますからね。次はオーナーと相談してですね」と明言は避けたが、見据える先はさらなる大舞台だ。
新馬戦を含め、これまでの全15戦で半分を超える9鞍に騎乗するルメールが「きょうはすごくいいパフォーマンスだった。初めての反応だったし、この感じならG1でも通用する」と、その成長に目を細めた。ダービーを制した偉大な父
レイデオロとタイプは違うが、マイル路線で父のような大仕事を狙う。
提供:デイリースポーツ