「
きさらぎ賞・G3」(10日、京都)
まさに3度目の正直だ。重賞であと一歩及ばずタイトルを逃してきた1番人気の
ゾロアストロが接戦を制して重賞初V。
ハマーハンセンは
シンザン記念(
サンダーストラック)に続きJRA重賞2勝目を挙げた。「ゆっくりしたスタートだったが、道中のリズムは良かった。(
エムズビギンの)川田さんについていきたかったけど、加速がつかなかった。リズムを崩したくなかったので、内に入れたのが結果的に良かったと思います」と笑顔で振り返った。
初の関西遠征はハプニング続き。降雪の影響で競馬が2日間も延期され、京都競馬場に滞在しながら調整を続けた。「あらかじめカイバも多めに持ってきていた」(宮田師)が、さすがに底をついて現地の業者に調達してもらったという。それでも、競馬では能力を発揮。道中5番手から直線では最内からグイグイと脚を伸ばして、ゴールでは頭差だけ抜け出した。
賞金を加算し、初の右回りもこなした。「馬にも人にとっても、大きな自信になりました」と宮田師。今後はオーナーサイドと協議するが、
皐月賞→ダービーの王道路線を歩むことが有力だ。「ジョッキーはゴールを過ぎても伸びていた、と言っていた」と師。距離が延びてさらに真価を発揮する
モーリス産駒が、クラシックの舞台で飛躍する。
提供:デイリースポーツ