「
弥生賞ディープ記念・G2」(8日、中山)
重賞初制覇へ、態勢は万全だ。
ライヒスアドラーが5日、美浦Wで併せ馬を行い、ラストは軽快な動きで余力十分に併入した。デビュー3戦目とキャリアは浅いが、ポテンシャルは
クラシック級。きっちりと権利を獲得し、大舞台へと駒を進める。
厩舎期待の
クラシック候補が満を持して初
タイトル獲得をもくろむ。3カ月半の休養を経て、心身ともに
パワーアップした
ライヒスアドラー。美浦Wでの最終追い切りは、僚馬
オペラプラージュ(5歳3勝クラス)との併せ馬で半馬身ほど追走する形。馬なりに終始したため6F85秒1-38秒6-11秒7と目立つ時計ではなかったが、余裕たっぷりの動きで併入を果たし、久々でも順調ぶりをアピールした。
見届けた上原佑師は「ジョッキーの指示に合わせていましたし、動きは良かったですね。先週にしっかりやったことで、確実に状態は上がってきている」と仕上がりの良さに自信をのぞかせた。
まだキャリア2戦とあって多くの課題を残しているものの、デビューから手綱を任されている佐々木の評価はすこぶる高い。「前回は自分のミスもあって力を出し切れませんでした。まだ緩さを残していますが、かなり能力のある馬です」と佐々木は素質の高さにほれ込んでいる。
新馬戦Vから果敢に挑戦した前走の東スポ杯2歳Sは上位2頭から0秒2差とわずかに及ばなかったが、勝ち馬と同じメンバー2位タイの上がりをマークしたように、走りのスケールは大きい。「権利を獲りたい気持ちもありますが、もちろん勝てる仕上がりで臨みますよ」と上原佑師。
クラシック第1冠へ胸を張って進むためにも、
トライアルとはいえきっちりと結果を求めて
アタックする構えだ。
提供:デイリースポーツ