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のちのGI馬シュヴァルグランの重賞初制覇から10年 16年阪神大賞典を回想

  • 2026年03月16日(月) 07時00分
 「伝統のGII」阪神大賞典では多くの名馬が勝利を手にしてきた。ちょうど10年前、16年の勝ち馬はシュヴァルグラン。後のジャパンC覇者が重賞初制覇を果たした一戦を振り返る。

 この年の阪神大賞典はレース史上稀に見る混戦だった。1番人気は3.0倍でシュヴァルグラン。前年秋から条件クラスを3連勝して、前走の日経新春杯が2着。タイトル奪取にあと一歩まで迫っていた。そして2番人気が前々年の菊花賞を制したトーホウジャッカルで3.5倍。以下、アドマイヤデウスタンタアレグリアカレンミロティックまでの5頭が、単勝10倍以内の支持を集めていた。

 レースは前半1000mが61秒6の平均ペースで流れた。アドマイヤデウスが3番手につけて、トーホウジャッカルが4番手。シュヴァルグランは中団後ろで脚をためた。レースが動いたのは勝負所の3〜4角だ。大外からシュヴァルグランが一気に進出。先頭に並びかけると、直線に向いたところで早くも先頭に立った。内で食い下がるタンタアレグリアを引き離し、残り200mからは完全に独走。終わってみれば2馬身半差の完勝で、重賞初制覇を果たした。

 その後のGI戦線では惜敗が続いたシュヴァルグランだが、翌17年のジャパンCで遂に待望のビッグタイトルを獲得。GIウイナーの仲間入りを果たすこととなるのであった。

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