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【ダービー】リアライズシリウス究極の出来!W単走で軽快 津村「もうやることはない」

スポニチ
  • 2026年05月28日(木) 05時20分
 競馬の祭典「第93回日本ダービー」の最終追い切りが27日、東西トレセンで行われた。皐月賞2着のリアライズシリウスはWコースで単走。主戦の津村明秀(40)が3週連続で騎乗し、馬なりでラスト1F11秒3と抜群の伸び。逆転1冠へ準備は万全だ。一方、弥生賞ディープ記念勝ち馬バステールは、CWコースで昨年ダービー馬クロワデュノールと豪華併せ馬。先輩G1馬の胸を借りて、極限まで仕上がった。

 やり切った。リアライズシリウスは順調過ぎるほどの調整を消化。感触を確かめた津村の表情は、いつにも増して晴れやかだった。

 「僕も、調教師も、厩務員さんも、シリウスも、ダービーを勝つために最善の準備をしてきた。そして、それが無事に終わった。もうやることはない」

 Wコースでの1週前追いは強めに追われ6F79秒7(1F11秒2)の自己ベストをマーク。負荷は十分かかっており、最終リハはWコース単走を選択した。序盤からしっかり折り合いがついて、リズムは上々。直線は大きなストライドで素軽い伸び。余力を残したままフィニッシュした。

 馬なりで時計は5F67秒4〜1F11秒3。3週続けて手綱を握った鞍上は「ちょうどいい時計かな。先週感じたピリつきはなくなったし、リズム良く運べた」と好ジャッジ。続けて「昔は単走だとフワッとしていたけど、今はハミを取って集中して走れている」と成長を口にした。

 レコード決着となった皐月賞(2着)のダメージは少なかった。放牧先の牧場ですぐに乗り出し、いい状態のまま帰厩。美浦トレセンでは週に2度、コンスタントに時計を出して、しっかり体調を整えてきた。ケチのつけようがない中間過程。津村は「間違いなく良い状態で来られた」と万全を強調した。

 ここまで東京では新馬戦、共同通信杯と2戦2勝。鞍上は「右回りでも問題ないけど、よりいいのは左回り。大きい馬なので広い東京コースも合う」と条件好転を断言する。2400メートルという距離についても「このところの動きを見ると大丈夫そう。1角までニュートラルに入っていければ」と不安なし。「日曜日、最高の景色を見られるように」。サッカーを愛する40歳のベテラン。絶対に負けられない戦いが、そこにはある。

 【1週前チェック】Wコース6F79秒7は自己ベストを大幅に更新。皐月賞以上の迫力。

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