今週の日曜日は、東京競馬場で
目黒記念(GII・芝2500m)が行われます。
過去10年の
目黒記念は前走馬体重に明確な傾向が存在します。過去10年の
目黒記念で前走馬体重が500キロ未満だった馬は[9-10-8-99]となっており、前走馬体重500キロ以上の馬は[1-0-2-35]と苦戦しています。これは
目黒記念が芝2500mの長距離戦であることが要因として考えられます。
馬体重が重い馬は軽い馬よりも筋肉量や骨量が多く、体を動かす際に消費するエネルギーも大きくなります。人間の世界でも長距離ランナーの多くが細身の体形ですし、競馬でも馬体が大きすぎない方が効率よくエネルギーを使えるため、長い距離でのレースでは有利になるのでしょう。
今年の
目黒記念も例年と変わらず芝2500mが舞台となりますので、前走馬体重の傾向にも大きな変化はないはずです。今年も出走馬の前走馬体重は必ずチェックしたいところです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走馬体重504キロ以上(ただし、
目黒記念で勝利実績のある馬は除く)
[0-0-0-26]複勝率0%
該当馬:
ウィクトルウェルス、
キングズパレス、
ギャンブルルーム、
ハーツコンチェルト、
ミラージュナイト(過去の該当馬:25年
サンライズソレイユ3番人気9着、21年
グロンディオーズ1番人気4着、19年
ブラストワンピース1番人気8着)
※特に言及のない限り、データは過去10年の
目黒記念(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想される
ウィクトルウェルスが該当しました。
過去10年の
目黒記念で前走の馬体重が500キロ以上の馬は苦戦しているのは先に書いたとおりです。その中でも前走馬体重が504キロ以上の馬は[0-0-1-28]と目も当てられない成績になっています。馬券に絡んだのは16年
ヒットザターゲットのみ。17年以降は1頭も3着以内に入っていないことは覚えておきたいところです。
ちなみに、
ヒットザターゲットは15年の
目黒記念で優勝していた馬。東京芝2500mという特殊な条件や
目黒記念自体に高い適性を示していた馬とも言えます。前走の馬体重が504キロ以上の馬でも
目黒記念に高い適性を示す実績がある馬には注意が必要と言えます。
該当馬に挙げた
ウィクトルウェルスの前走馬体重は510キロ。
目黒記念には今回が初出走となりますし、東京芝2500mへの出走も初めてで実績はありません。さらに重賞にも今回が初挑戦になります。未経験の舞台で
レベルの高いメンバーを相手にしなければいけないのはかなり厳しい条件と言えます。
ウィクトルウェルスのこれまでのレースを見ると、ほとんどがスローの上がり勝負の競馬。重賞はテンからタフな流れになることも珍しくはないですし、今までに経験のない流れに戸惑って力を出し切れない
シーンも十分に考えられます。
さらに今回の斤量57キロは少々見込まれた印象を受けます。
ウィクトルウェルスは先にも書きましたが、今回が重賞初挑戦でオープン特別での勝ち鞍がある程度の馬。しかし、今回の斤量57キロは
キングズパレスや
ボーンディスウェイなどの重賞好走馬と同じです。単純な実績での比較からすると、やはり57キロは見込まれた感が否めないですし、決してプラス材料とは言えません。
過去の傾向はもちろんですが距離や重賞の経験が不足していること。さらに斤量面の恩恵もないとなると、人気で買うほどの魅力は感じられません。それであれば本馬の評価を落とした馬券で少しでも高い配当を狙う方が得策と言えますし、今年の
目黒記念では
ウィクトルウェルスを消した馬券で高配当を狙っていきたいところです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、ケシウマの予想を是非お役立てください。