今週の日曜日は、東京競馬場で
日本ダービー(GI)が行われます。
過去10年の
日本ダービーで最も多くの3着以内馬が出ているのは前走で
皐月賞(GI)に出走していた組です。前走
皐月賞組は[8-10-6-76]と多くの好走馬が出ています。しかし、単勝回収率は84%で複勝回収率に至っては59%と低い数字になっていますので、前走で
皐月賞に出走していた馬をすべて買っては損をしてしまいます。
皐月賞組の取捨選択は前走の着順と人気、そして乗り替わりかどうかで判断することができます。
過去10年の
日本ダービーで前走
皐月賞に4番人気以内で出走し3着以内だった馬は[4-8-1-4]で複勝率76.5%。複勝回収率も110%と成績は向上。さらに
皐月賞から乗り替わりがなかった馬に限れば[4-7-1-0]で複勝率100%。複勝回収率も140%と跳ね上がります。
今年の
日本ダービーでこのデータに当てはまるのは、
ロブチェンと
リアライズシリウス。近年の傾向からこの2頭は
日本ダービーでも好走する確率が非常に高いと言えますので、素直に信頼して馬券を組み立てるのも有効な策と言えそうです。
そんな
日本ダービーで、はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆得意の左回りで大逆転を狙う
今週の
日本ダービーでAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想される
リアライズシリウスでした。
週初の本命候補にも挙がっていた本馬ですが、最終追い切りや枠順発表後もその評価に変化はなく、AIも太鼓判を押しているようです。
リアライズシリウスは右回りを不安視する声もあった前走の
皐月賞で2着と好走。7枠15番と外目の枠から2番手を取りに行き、直線では一旦先頭に立つ場面もあるなど見せ場十分。最後は勝った
ロブチェンに差をつけられてしまいましたが、十分に力を見せた一戦だったと言えます。
今回も
リアライズシリウスにとって最大のラ
イバルは
ロブチェンになりますが、東京ならば逆転は十分に可能。
リアライズシリウスは左回りで3戦3勝。2走前の
共同通信杯(GIII)では
ロブチェンを負かして重賞制覇と
コース適性の高さは証明済み。一方、
ロブチェンは
共同通信杯で伸びを欠く走りで3着と今ひとつの内容。
リアライズシリウスは東京替わりでパフォーマンスを上げる可能性は十分にありますが、
ロブチェンは
コース替わりが大きなプラスとは言えません。
また、枠順も
リアライズシリウスが6枠11番に対して
ロブチェンが8枠17番。前走の
皐月賞と逆の立場で出走できることも
リアライズシリウスにとってはプラスになります。さらに今年の
日本ダービーは絶対的な逃げ馬が不在。テンのダッシュ力に優れている
リアライズシリウスが先手を主張すれば楽にハナを奪えるメンバー構成。他に行く馬がいれば控える形でも問題ないタイプですし、競馬が組み立てやすい枠の並びになった印象を受けます。
距離に関しては初めてになりますので適性は未知数。ただ、血統的には問題なさそうに映ります。
母レッドミラベルの兄は12年の
アルゼンチン共和国杯(GII)を制し、翌年の
目黒記念(GII)でも好走した実績がある
ルルーシュ。東京の長い距離の重賞でも結果を残せるだけの下地はあるように見えますし、
リアライズシリウスは折り合いに苦労するタイプでもありません。リズムよく走れれば難なく対応してくれるはずです。
前走の
皐月賞は
レコード決着でその反動が心配されましたが、この中間の報道を見る限りでは状態面に不安はなさそうです。前走後は放牧先ですぐに乗り出していたようですし、帰厩後も順調に乗り込みが進められています。大一番に向けて万全の態勢になっていると思いますし、ここも力を出し切れれば自ずと上位争いに絡んでいるはずです。