クラブ法人の(有)サンデーレーシングが、
宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)でレース史上初となる同一馬主の馬券圏内独占を狙う。
これまで
JRA・GIにおける同一馬主の馬券圏内独占は2回ある。1回目は12年の
ジャパンCの(有)サンデーレーシングで1着
ジェンティルドンナ、2着
オルフェーヴル、3着
ルーラーシップ。2回目は21年のNHKマイルCの同じく(有)サンデーレーシングで1着
シュネルマイスター、2着
ソングライン、3着
グレナディアガーズだった。84年の
グレード制導入以降で僅かに2回のみだから、相当な偉業であることは間違いない。同時に(有)サンデーレーシングの層の厚さも再認識させられる。
宝塚記念では(有)サンデーレーシングがGI馬の3頭出しを敢行する。最年長は
レガレイラ(牝5、美浦・
木村哲也厩舎)だ。23年の
ホープフルS、24年の
有馬記念、25年の
エリザベス女王杯の覇者。1年前のこのレースでは自身唯一の2桁着順となる11着に大敗したが、敗因はおそらく道悪。良馬場なら勝ち負け必至なので、4年連続のGI制覇を期待したい。
これに立ちはだかるのが4歳の2頭だ。
クロワデュノール(牡4、栗東・
斉藤崇史厩舎)は24年の
ホープフルS、25年の
日本ダービーの覇者。昨秋の2戦は結果を残せなかったが、今年になって
大阪杯と
天皇賞(春)を連勝し、現役最強の地位に君臨している。今回は史上初となる春の古馬GI・3連勝がかかる一戦となる。もう1頭の
ミュージアムマイル(牡4、栗東・
高柳大輔厩舎)は25年に
皐月賞と
有馬記念を制し、
最優秀3歳牡馬に選ばれた。今年は諸般の事情で
ドバイ、香港への遠征を見送ったため、ここが始動戦となるが、態勢は文句なし。
クロワデュノールとの1年ぶりの再戦に注目が集まる。
いずれ劣らぬ名馬で上位独占となるか。「黒、赤十字襷、袖黄縦縞」の勝負服の3頭から目が離せない。