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宝塚記念追い切り(6月10日、栗東トレセン)
第67回
宝塚記念・G1(14日、阪神)の追い切りが10日、東西トレセンで行われた。G評価は栗東・CW
コースでラスト1ハロン10秒9を
マークした
メイショウタバル。
安田記念で最年長G1制覇を達成した
武豊騎手(57)=栗東・フリー=も、会見で「再更新できればいいですね」と話すなど気合十分だ。きょう11日に枠順が確定する。
ため込んだエネルギーを、ラストで爆発させた。
メイショウタバルは栗東・CW
コースで単走。楽な手応えで直線に向くと、持ったままで加速した。ゴール前で、闘志に一層火が付き、豪快なフォームで脚力をアピール。ラスト1ハロンは10秒9を叩き出した。この日の最速タイを
マークした同馬を調教後、
武豊が石橋調教師とともに“出待ち”。騎乗はしていないが、相棒の鼻面をなでてねぎらった。
暴走ではない。道中は我慢が利き、頭を上げたがるしぐさも許容範囲。全体6ハロンは83秒3と特段速くないが、これが示すのは、冷静なペースで脚をためたということだ。先週見せた、ゴール前で気を抜く面もなし。馬体は
シャープで、
大阪杯(2着)の出来を維持しており、石橋師は「状態に関しては、いいと判断している。抜群の動きをしているように思った」と胸を張った。
以前は
テンションが上がりやすく、追い切り以外の調教でも折り合いを欠くことがあった。年齢を重ねるにつれ落ち着きが増し、指揮官は「そういう意味で成長がうかがえる」と“大人の余裕”を感じ取っている。
もちろん、レースでの不安はゼロではない。しかし、手綱を執るのは
武豊だ。先週の
安田記念は、
シックスペンスで57歳2か月24日での最年長G1制覇を達成したレジェンド。
トレーナーも「当日ゲートを切って、豊くんに任せるしかないと思っています」と信頼する。
武豊自身も「(最年長記録を)再更新できればいいですね」と意欲十分だ。
勝てば13、14年の
ゴールドシップ、20、21年の
クロノジェネシスに続く3頭目の連覇。
ゴールドシップとの父子連覇となれば史上初の快挙だ。「タバルは一生懸命走ってくれると思いますし、そのような状態に持ってきました」と石橋師。春の
グランプリで、再び主役に輝く。(水納 愛美)
武豊騎手「力を出し切るレースをしたいですね」
―石橋調教師から
メイショウタバルの状態はどう聞いているか。
「変わらず、すごく順調と聞いています」
―2着だった
大阪杯を振り返って。
「状態はすごくいいなと思いましたし、レースも自分の形で。タバルの
スタイルのレースはできて、あと一歩だったんですけどね。勝った馬が強かったなという感じでした」
―
宝塚記念は豪華メンバーがそろった。
「本当に強い馬がそろったなと。ただ、タイプ的に自分のレースをするだけという感じの馬なので、相手のことよりも、自分の馬をいかにしっかり走らせられるか、力を出せるかということに重点を置いていますね」
―連覇への意気込みを。
「タバルにとって今年の上半期の最大の目標のレースです。馬の方は状態が良さそうなので、昨年よりもメンバーは強いと思いますけど、力を出し切るレースをしたいですね」
スポーツ報知