「
七夕賞・G3」(12日、福島)
いよいよ夏本番を迎えた福島で行われる
サマー2000
シリーズ第2戦。多彩なメンバーが集結したが、約1年5カ月ぶりとなった前走の
福島民報杯を快勝した
サヴォーナが、初の重賞
タイトル奪取に燃えている。3歳時から重賞戦線でも上位争いを繰り広げていた実力馬。着実に成長を遂げてきた
キズナ産駒が、得意のみちのくで能力全解放といく。
カラマティアノスは8日、美浦Wで活気十分の動き。
バトルボーンは美浦坂路で力強く伸びて好気配を伝えた。
ドラマチックな復活Vだけで物語は終わらない。重賞初制覇を狙う
サヴォーナは、栗東坂路で単走追い。落ち着いた脚取りで姿を現すと、ラスト1Fでグイッと
ギアチェンジ。前進気勢たっぷりに鋭く伸びて4F56秒3-40秒4-12秒3を
マークした。中竹師は「しまいの反応は良かったね。ただ、最初の1Fが軽くなり過ぎたから木曜以降のメニューで調整したい」と気を引き締めた。
思わず“さすが”と声が出てしまうほどの走りを披露したのが、前走の
福島民報杯。脚部不安による休養を余儀なくされ1年5カ月ぶりの実戦となったが、好位からあっさり抜け出すと
グングン伸びて完勝劇を収めてみせた。G2で2度の2着があるほどの実力馬だが、ブランクを全く感じさせない内容に師も「ビックリしたよ。仕上げ切っていないなかだったしね。改めて力を感じた」と愛馬の底力をたたえた。
レース後は一度放牧に出され、「2走目のポカがないよう、十分間隔を取ってここを目標にしてきた」と
トレーナーが口にするように狙いを定めて着々と調整。1日には栗東坂路で4F51秒2の自己ベストを
マークし、好気配が漂っている。「前走よりは明らかにいいよね。体の水っぽさがなくなった」と万全の態勢に納得の口ぶりだ。
何より心強いのは、3戦3勝と抜群の相性を誇るみちのくの舞台。トップタイの
ハンデは鍵となるが、「58キロに泣くような馬じゃないと思う。元々重賞
タイトルにもうちょっとのところまで来ていたからね。楽しみ」と目を細める師。充電期間を経てさらに
パワーアップした素質馬が、夏の福島で暴れ回る。
提供:デイリースポーツ