世界各地で産駒が種牡馬入りしている
ウォーフロント(牡24歳)が今年の種付け
シーズン終了をもって種牡馬を引退することが分かった。18日までに「デイリー・レーシング・フォーム」などの米国
メディアが報じている。
ダンジグを父に持つ同馬の現役時代は通算成績13戦4勝。2006年の
アルフレッド・G・
ヴァンダービルト・
ハンデキャップ(G2)で重賞初制覇を飾ったが、G1(ヴォスバーグS、
フォアゴーS)では2着どまりで
ビックタイトルとは縁がなかった。
2007年
シーズンからクレイボーン・
ファームで種牡馬入りしたが、当初の種付け料は1万2500ドル。「デイリー・レーシング・フォーム」によると、産駒がデビューした2010年には1万ドルまで下落したという。しかし、ダートに限らず欧州の芝路線など世界各地で活躍馬が出ると、人気が急上昇。2017年から2020年にかけては種付け料が25万ドルまで達した。代表産駒には
プリークネスSを制した
ウォーオブウィル、
アーカンソーダービーなどG1を3勝した
オマハビーチ、英国の
ジュライCなどを勝ったユーエス
ネイビーフラッグなどがいる。
名種牡馬ダンジグの後継として地位を確立したが、日本で輸入された産駒はいまひとつの成績だった。出世頭の
フォッサマグナが平地で3勝した後に障害入りしている。ただ、種牡馬として導入された
ウォーフロント産駒の
デクラレーションオブウォーから
シランケド(中山牝馬S)、
トップナイフ(
札幌記念)、
アメリカンパトリオットから
ビーアストニッシド(
スプリングS)など重賞
ウィナーが出ている。
「デイリー・レーシング・フォーム」では、同
ファームのウォーカー・
ハンコック社長が「種付け能力や身体的な健康状態は依然として良好であるものの、万全を期すこと、そして同馬への深い愛情から、健康なうちにこの看板種牡馬のキャリアに区切りをつけたいと考えた」と引退理由に触れている。
スポーツ報知