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【アイビスSD】“千直の女王”ピューロマジック連覇へ加速

スポーツ報知
  • 2026年07月30日(木) 07時00分
◆アイビスSD追い切り(29日・栗東トレセン)

 サマープリンシリーズ第3戦、第26回アイビスサマーダッシュ・G3(8月2日、新潟)の追い切りが29日、東西トレセンで行われた。前走の函館スプリントSを逃げ切ったピューロマジックは栗東・CWコースで追走併入。史上3頭目の連覇へ視界良好だ。

 “大人の女性”になった。連覇を狙うピューロマジックは、栗東・CWコースシェーネエルデ(3歳未勝利)を3馬身半追走。4角付近で頭を上げた以外は力まず、落ち着いた雰囲気を保った。直線半ばから軽やかに加速。馬なりで併走馬にスッと並び、4ハロン53秒4―11秒3で併入した。

 安田調教師は、併せ馬の意図について「(前走で)逃げたことで前より前向きさの強さを感じたので、馬の後ろで我慢させました」と説明。「並んだときに解放しすぎず、我慢を利かせて、人の支配下のなかでゴールするようにしました」と手応えとともに振り返る。

 重賞4勝目となった前走の函館スプリントSは、開幕週の馬場も生かして会心の逃げ切り。指揮官は「冷静に過ごせていました。時期的にコンディションの良さも感じていました」と評価する。レース後は1週間ほど函館に残り、疲労の回復に努めた。「使ってさらに良くなりそうな感触がありましたが、その通りに来ています」。栗東に戻ってきた後も順調で、負荷をかけつつ、精神面では穏やかなまま維持してきた。

 昨年のアイビスSDは、カルストンライトオが02年に同レースで記録したコースレコードと同じ53秒7で勝利。さらに、JRA史上最速の上がり3ハロン31秒3もマークするなど、快足ぶりを見せつけた。夏の名物の直線重賞で史上3頭目の連覇を果たし、今年も主役になる。(水納 愛美)

 ◆連覇 過去にアイビスSDを連覇したのは、2008、09年のカノヤザクラと15、16年のベルカントの2頭。ともに牝馬で4、5歳時に達成している。なお、隔年Vは02、04年のカルストンライトオと21、23年のオールアットワンスの2頭。

スポーツ報知

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