創設2年目の「
中京2歳S」は、前走完勝の
シスキンブルームが栗東ポリトラックで鋭い伸び脚を披露。父
シスキンに贈る重賞初
タイトルへ照準を定めた。
走り慣れた
コースで切れ味を発揮した。
シスキンブルームは午前5時の開門直後、角馬場でじっくり体をほぐしてポリトラックへ。最終追いはデビュー2戦と同じ
コースを選択し、
オリバナム(4歳2勝
クラス)を3馬身追いかける形で
スタートした。柔らかい身のこなしで徐々にペースアップ。直線で
トップギアに切り替わると鋭いフットワークで首差先着した。ラスト1Fは11秒2の好時計。斉藤崇師は「先週CW
コースで動き切れなかったので、日曜と今週はポリトラックへ。動きは良かったし、競馬に向けていい状態に仕上がった」と合格点を与えた。
阪神芝1400メートルのデビュー戦は今回参戦する
ビスケットサンドの2着に敗れたが、小倉に舞台を移した2戦目でV。発馬を決めるとダッシュを利かせてハナへ。初めての1200メートルでもしっかりコント
ロールが利き、上がり3Fはメンバー最速34秒0で2着馬を3馬身半突き放し逃げ切った。指揮官は「前走は少頭数(6頭)で逃げる形になったけど、ガーッと行くだけではなく、抑えが利いていましたから」と評価する。
6月に2戦した後は放牧に出され、心身ともにリフレッシュ。帰厩後は併せ馬を5本消化するなど意欲的に稽古を積み重ねながら、馬体も成長した。「放牧に出して、中間は体がひと回り大きくなった。
テンションが上がってこないところもいい」と目を細める。
舞台は中京に替わり、左回りは初めてとなるが「日曜の左回りの調教の動きが良かったので、(回りは)心配ないと思います」と思い描いた。父
シスキンの2歳世代は先週
クローバー賞(
ブルージェイ)を制すなど9勝を挙げ、
エフフォーリア産駒と並ぶトップタイの勝ち星を挙げている。勝てば産駒は3世代目にして初の
JRA重賞制覇。夏競馬最終日の尾張で、若駒の素質が開花する。
スポニチ