真っ白なメンコに“ぶり”の二文字-。注目の2歳若駒がラ
イバルたちを一蹴。6馬身差の圧勝で2連勝を決めた。
27日の船橋競馬8Rは
トーシンブリザードメモリアル特別。船橋競馬が生んだ4冠馬(
羽田盃、
東京王冠賞、
東京ダービー、
ジャパンダートダービー)
トーシンブリザードを冠にした、将来性豊かな2歳馬が集結する出世レースの一つだ。
今年も楽しみなメンバーがそろったが、その中で一歩も二歩も抜け出したのが、その名も
ブリダイコーン(牡2歳、父
ホットロッドチャーリー、
母レインボーラヴラヴ 船橋・
田中力)。3番人気で臨んだ一戦は出脚こそ付かなかったが、すぐに挽回して3番手の外。道中は抑え切れない手応えから、3コーナー過ぎで前の2頭を一気にかわして4角先頭へ。直線は鞍上の右ステッキに応えて後続を引き離すばかり。最後は6馬身の差をつけていた。
デビューからコンビを組む3年目の山本大は「ビックリしました。少し(仕掛けが)早いかなと思ったけど、遊ぶところがあるので(後ろを)引きつけても、と思って」と会心の騎乗を振り返った。ルーキーイヤーで10勝、昨年15勝。今年はここまで12勝と、確実に成績を上げている若手の有望株は「まだ子どもっぽいところがあるけど、それだけ成長力があると言うことですよね。競馬では折り合いもつくし、距離が延びても大丈夫だと思います。自分もこの馬と成長できたらいいですね。頑張ります」と目を細めた。“ぶり”メンコには「最初は(印象が)強烈でしたね。大丈夫かなと思ったけど、これで自信を持ってパドックも回れますね」と笑った。
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田中力師も厩舎開業3年目の若き
トレーナー。「強かったですね。時計も詰めてくれた(前走から2秒4)し、勝てて良かったです」とほほ笑んだ。ただ、悩みも吐露する。「脚元に不安があって。爪の形状の
バランスが良くなくて、すぐ腫れたりするんですよ。そのあたりの様子を見ながら、しっかり調整していきたい」と気持ちを引き締めた。
これで3戦2勝、2着1回として、地元の“暫定”NO・1に立った。この後は「次開催(
ナイキアディライト・
メモリアル=9月30日・船橋)か、ひと開催あけて(重賞の)
平和賞(11月4日・船橋)か、しばらく休ませるか」の3択を口にした
トレーナー。フレッシュな師弟コンビが、来年の
クラシックロードへ向けて一戦ごとに、“出世魚”を名の一部に頂いた若駒の全身へ強さを染み込ませていく。
提供:デイリースポーツ