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競馬学校騎手課程の卒業式が行われる

  • 2009年02月10日(火) 18時00分
 10日、千葉県白井市のJRA競馬学校で、騎手課程 第25期生(5名)の卒業式が行われた。

 最も技術が優秀であった卒業生に贈られる「アイルランド大使特別賞」は、國分優作くんが受賞し、アイルランド大使館のシェーン・カヒル2等書記官からクリスタルのカップが贈られた。

 また、本日競馬学校の走路で行われた「卒業記念模擬レース」は、松山弘平くん(騎乗馬:グランプリペガサス)が優勝している。卒業生と、来賓として祝辞を述べた武豊騎手(日本騎手クラブ副会長)のコメントは以下の通り。

小野寺祐太(おのでら ゆうた)
宮城県、美浦・伊藤正徳厩舎
「無事に卒業の日を迎えることができました。騎手になれば厳しいことも多いと思いますが、負けずに技術を向上させられるよう頑張っていきます」

・國分恭介(こくぶん きょうすけ)
茨城県、栗東・五十嵐忠男厩舎
「無事卒業できたのは、たくさんの皆さんのおかげです。騎手としても一流になりたいが、人に好かれる人間になれるよう努力していきます」

・國分優作(こくぶん ゆうさく)
茨城県、美浦・国枝栄厩舎
「お世話になった方々に恩返しができるようにしていきたいです。今後ともよろしくお願いします」

松山弘平(まつやま こうへい)
兵庫県、栗東・池添兼雄厩舎
「最後の模擬レースに勝たせてもらい、とてもうれしかった。騎手になったら、ひとつひとつのレースを大事に乗って、世間に認められるような騎手になりたいです」

丸山元気(まるやま げんき)
群馬県、美浦・根本康広厩舎
「学校生活はとても充実しており、短く感じました。ファンや関係者に信頼され愛される騎手になりたいです。ぜひ競馬場で応援してください」

※すべて18歳。下段は出身地、所属予定厩舎

武豊騎手のコメント】
「私自身、昭和62年に第3期生として卒業して以来、22年ぶりの卒業式の場ですが、22年前と今の自分とを比べても、気持ちがひとつも変わらないことに気がつきました。3月からは一緒にレースに乗ることになりますが、競馬・そして騎手の素晴らしさを一緒に伝えていきたいですね。競馬場で待っています」

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