南アフリカの3歳チャンピオン牝馬イピトンビ
Ipi Tombe(牝5・父
Manshood)の現役引退が明らかになった。
南アフリカフィリーズギニー(南アG1)や
ジュライH(南アG1)を含み、
ジンバブエと南アフリカで10戦8勝の戦績を残したイピトンビは、3月のドバイデューティーフリーS(首G1)に優勝した後、北米E.ウォルデン厩舎に移籍。6月の
ローカストグローヴH(米G3)優勝後は故障のため戦線離脱したが、最近になって調教を再開していた。しかし、11日のレントゲン撮影の結果、骨の異常が見つかったことと、四肢の球節が熱を持っていることから、1ヶ月間の休養を余儀なくされたところ、馬主の意向で現役引退が決定した。現役通算14戦12勝をあげたイピトンビは、来年のキーンランドノヴェンバーセールにおいて受胎中の繁殖牝馬として上場されるプランがあがっている。