11月30日のジャパンC(G1)で7着に敗れたフランス・E.リボー厩舎のアンジュガブリエル Ange Gabriel(牡5、父Kaldounevees)が現役を引退し、来季からフランスのメズニル牧場で種牡馬入りすることが発表された。

　昨年、サンクルー大賞典(仏G1)で前年の仏ダービー馬アナバーブルー Anabaa Blueや凱旋門賞2着アクワレリスト Aquarellisteを破り重賞初制覇をG1で飾ったアンジュガブリエルは、暮れに香港ヴァーズ(香G1)でも優勝。今年は、ドバイシーマクラシック(首G1)でスラマニ Sulamaniの2着に敗れたが、サンクルー大賞典(仏G1)で連覇達成。しかし、凱旋門賞(仏G1)では不良馬場に泣き9着に大敗していた。ジャパンC後、香港ヴァーズ出走予定も回避していた。通算成績は21戦12勝。種付料は6000ユーロ(約78万円)。