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連覇から一夜キンシャサノキセキが電撃引退

  • 2011年03月29日(火) 12時04分
 昨年度の最優秀短距離馬で、27日の阪神で行われた高松宮記念でレース史上初の連覇を達成したキンシャサノキセキ(牡8歳、美浦・堀)が引退することが28日、決まった。今後は北海道の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。

 社台SSの徳武英介氏は「故障をした個所があるわけではなく、4月内に種付けが始められるという意味でも、ちょうどいいタイミングで決まったということだと思う。フジキセキがシャトル種牡馬として赴いた南半球での生産馬ですが、牝系は欧州の優秀な血統で期待は大きいものがある。今シーズンも数十頭に種付けができるのではないか」と話した。また、堀師も「開業してから初めてGI(06年NHKマイルC3着)を使った馬であり、8歳まで長く頑張ってくれた一番思い出深い馬です。結果的に有終の美を飾ることになり、いい形で送り出すことができました。種牡馬としても頑張ってほしいと願っています」と第二の人生にエールを送った。

 通算成績31戦12勝(うちGI2勝を含む重賞7勝)。獲得賞金は785、306、000円。

提供:デイリースポーツ

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