7日、
船橋競馬場所属の函館喜弘調教師(64)が競走馬に蹴られて亡くなった。通夜及び告別式については未定。
函館調教師は、担当厩務員と2歳馬の引き運動を行っていたが、突然馬が暴れ出し、制止しようとして胸部を強く蹴られた。すぐに船橋市立医療センターに搬送されたものの、亡くなった。死因は外傷性心破裂。
同師は、第1回
日本ダービーをワカタカで制した函館孫作騎手の孫にあたり、のちに養子となった。74年に
船橋競馬場で開業し、通算成績3411戦431勝。00年
ゴールドカップを制した
レインボーリバティなどを手がけ、01年ダービー
グランプリ(交流G1)で
ムガムチュウの3着、02年
南部杯(交流G1)で
トーホウエンペラーの2着だった
バンケーティングを昨年から今年2月にかけて管理したこともある。