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ヴィクトワールピサの引退式が行われる

  • 2012年01月15日(日) 13時00分
 JRAは15日、10年皐月賞(GI)、有馬記念(GI)、11年ドバイワールドC(首G1)などに優勝し、10年度JRA賞最優秀3歳牡馬、11年度JRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出されたヴィクトワールピサ(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)は、同日付けで競走馬登録を抹消したと発表した。今後は北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。

 また、同馬の引退式が本日京都競馬場で行われた。関係者のコメント等は以下の通り。

【馬主・市川義美氏】
「長い間、ヴィクトワールピサを応援していただきまして大変ありがとうございます。この馬にはドバイワールドカップも勝たせてもらい大変感謝しています」

【調教師・角居勝彦調教師】
「何度も挑戦していたドバイでワールドカップを初めて勝たせてくれた馬ですし、有馬記念や牡馬クラシックも初めてこの馬で勝たせてもらったので、思い出深い馬です。元気に牧場に戻ることができて何よりですし、次はいいお父さんになってまたこういう舞台に連れてきてくれる子供をつくってほしいと思います」

【松田全史調教助手】
「調教では手のかからない頭のいい馬でした。有馬記念ドバイワールドカップなどの大きいレースを勝たせてもらい、本当に良い思い出ばかり残っています」

【滝川清史厩務員】
「この3年間程は奥さんよりも長い時間をともに過ごしたので、すごく寂しい気持ちでいっぱいです。今後は種牡馬としての活躍を祈っています」

【生産者・社台ファーム代表 吉田照哉氏】
「生まれた時から非常に骨格のしっかりとした馬でしたが、血統背景も良くていい走りをしてくれました。ドバイワールドカップを勝って、日本産馬として誉れだと思いましたし、震災の後の日本に非常に勇気をくれたと思います。これからは種牡馬になりますが、良い花嫁を揃えて、良い子供を出してくれることを願っています」

【プロフィール】
ヴィクトワールピサ(牡5)
父:ネオユニヴァース
母:ホワイトウォーターアフェア
母父:Machiavellian
厩舎:栗東・角居勝彦
通算成績:15戦8勝(うち海外3戦1勝、重賞6勝)
主な勝ち鞍:11年ドバイワールドC(首G1)、10年皐月賞(GI)、10年有馬記念(GI)、10年弥生賞(GII)、11年中山記念(GII)、09年ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)

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